篠藤碧空 個展「Spring BLOOD, Dancing MEAT, And BONE too.」







 

2021.10.21(Thu)27(Wed) 

OPEN 13:0019:00


この度オルタナティブスペースコアでは広島市立大学に在学中の篠藤碧空による個展“Spring BLOOD, Dancing MEAT, And BONE too.”を開催します。篠藤碧空による個展は2019年の“Xenophobia”に続き2度目となります。


【アーティスト・ステイトメント】

私は大学で3年間現代アートを専攻し、制作する中で他の専攻に在籍する学生との間にギャップを感じるようになりました。それは現代アートを理解不能なものであるとする風潮です。確かに必ずしも美しさや技術を必要とせず、複雑な文脈や思考、知識を要求する現代アートは即効性のある娯楽や目を喜ばす美術作品と違い、鑑賞に苦痛や思考を求めるかもしれません。しかしそれを差し引いたとしても突飛なアイデアによって制作され、美術史の前例を覆し続ける現代アートは私達に血湧き肉躍るわくわくを与えてくれると信じています。

 この会場にある作品達があなたの心を躍らせることができれば幸いです。

血湧き肉躍り、骨まで踊り出してしまうような体験をお楽しみください。

 


篠藤 碧空/Sora SHINOTO

 1999年に広島県に生まれる。

2021年広島市立大学芸術学部デザイン工芸学科卒業

現在同大学の芸術学研究科造形芸術専攻現代表現研究室に在学。

 『現代アートのエンターテイメント化の試み』を研究テーマとし、

従来の文脈性や知識に依存する現代アートの形式に疑問を持ち、

作品に技巧性やアトラクションのようなギミックを付与することで

現代アートとエンターテイメントの境界線や融合の可能性について模索する。